3Dプリンター製造の医薬品を初認可、米FDA
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【8月5日 AFP】米食品医薬品局(US Food and Drug Administration、FDA)は4日、3Dプリンターで製造された医薬品を初めて認可したことを発表した。
米オハイオ(Ohio)州に本社がある医薬品メーカー、アプレシア・ファーマスーティカル(Aprecia Pharmaceuticals)は、自社の3Dプリンター・システムで、1錠最大1000ミリグラムまでの薬を製造できると述べている。
AFPの取材に応じた同社によると今回、3Dプリンターで製造された薬として初めてFDAに認可されたのは「スプリタム(Spritam)」という、てんかん治療薬の錠剤。「浸透性が高い製剤」で、わずかな量の液体で溶けるため、錠剤を飲み込むのに苦労している人や子どもでも服薬しやすいという。(c)AFP