「世界最良のオパール」、9月に一般公開 豪博物館
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【8月3日 AFP】サウスオーストラリア博物館(South Australian Museum)は3日、今までに発見された中で最良のものと思われるオパールを展示すると発表した。オーストラリアの奥地で採掘されたこのオパールは、長さ6センチで複雑な色をしており、「バージン・レインボー(Virgin Rainbow)」と名付けられている。
同博物館によれば、オーストラリアでオパールの採掘が始まって100周年を記念する企画として、100万豪ドル(約9000万円)以上の価値を持つこのオパールを今年9月に初めて一般公開する予定だという。
サウスオーストラリア(South Australia)州の砂漠の町クーバーピディ(Coober Pedy)で2003年に地元の採掘業者が発掘したバージン・レインボーが同博物館に所蔵されたのは約18か月前。来月、アデレード(Adelaide)で開幕する展覧会で展示される。
世界のオパールの約90%が採掘されているサウスオーストラリア州は、かつて内海で、数百万年にわたりオパールの生成に理想的な環境を保っていた。(c)AFP