【7月25日 AFP】米ルイジアナ(Louisiana)州ラファイエット(Lafayette)の映画館で23日夜に起きた銃乱射事件で、2人を殺害し自殺した男は合法的に銃を購入していたことが分かった。地元警察当局が24日、発表した。

 ラファイエットの警察によると、銃を乱射したのはジョン・ハウザー(John Houser)容疑者(59)。犯行に使われた40口径のセミオートマチック拳銃は、アラバマ(Alabama)州フェニックス(Phenix)の質店で容疑者が合法的に購入したものだったことが確認されたという。

 インターネット上の記録からは、ハウザー容疑者が陰謀論に傾倒し、ナチス(Nazi)への共感や政府に批判的な意見を持っていたことがうかがえる。精神的な問題も抱えていた記録があり、妻からは2008年に接近禁止命令の申し立てを起こされていた。(c)AFP