【7月23日 AFP】ギリシャ議会は23日、欧州連合(EU)側から大規模な金融支援と引き換えに要求されていた財政改革法案の第2弾を可決した。

 民事司法改革や銀行の預金保護制度、銀行の流動性を確保する措置などが盛り込まれた同法案は、300議席中200票以上の賛成多数で可決された。

 ギリシャ議会では先週、欧州などの債権団が求める厳しい改革関連法案の第1弾の採決が行われたが、アレクシス・チプラス(Alexis Tsipras)首相率いる与党・急進左派連合(SYRIZA)から造反者が相次いだ。そのため、今回の採決はチプラス首相の威信がかかった試金石とみなされていた。(c)AFP