【7月22日 AFP】インドネシアの人気観光地バリ(Bali)島のバリ(ヌグラライ、Ngurah Rai)国際空港が22日、ジャワ(Java)島のラウン山(Mount Raung)から噴出する火山灰の影響で、一時閉鎖された。同空港の閉鎖は今月に入って3回目。バリ島は観光シーズンの真っ最中で、航空便の欠航により大勢の観光客が足止めされた。

 ラウン山はここ数週間にわたって火山灰の噴出を繰り返しており、インドネシアの運輸省によるとバリ島上空に流れ込んだ火山灰の雲により、同島の国際空港は閉鎖を余儀なくされた。だが、火山灰の雲はその後風に運ばれなくなり、約2時間後に空港は再開した。

 一方、ジャワ島でも小規模な空港2つが閉鎖し、22日午後の時点で再開のめどはたっていない。(c)AFP