【7月18日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード（Real Madrid）は17日、退団したイケル・カシージャス（Iker Casillas）の代役として、RCDエスパニョール（RCD Espanyol）からGKキコ・カシージャ（Kiko Casilla）を獲得した。移籍金は600万ユーロ（約8億円）と報じられている。

 レアルはクラブの公式ウェブサイトで、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ（Santiago Bernabeu Stadium）で行われるメディカルチェックの後、28歳のカシージャと5年契約を交わすと発表している。

 レアルの下部組織出身で将来を嘱望されていたカシージャは、2007年にエスパニョールに移籍した。

 退団したカシージャスと似た名前を持つカシージャは、わずか4年前まで2部を主戦場にしていたが、今ではスペイン代表の末席に名を連ねており、昨年11月に行われたドイツとの親善試合ではカシージャスに代わって途中出場し、代表初キャップを飾っている。

 カシージャは、今季から指揮を執るラファエル・ベニテス（Rafael Benitez）監督の下、コスタリカ代表のGKケイロール・ナバス（Keylor Navas）とポジション争いをすることになる。

 なお、スペインと英国のメディアは、カシージャスの後任として、レアルは間もなくマンチェスター・ユナイテッド（Manchester United）に所属する24歳のダビド・デ・ヘア（David de Gea）と契約すると盛んに報じている。(c)AFP