【7月15日 AFP】(一部更新、写真追加)米航空宇宙局(NASA)は14日(日本時間15日午前)、無人探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」からの信号を受信したと発表した。冥王星への歴史的な最接近を果たした同探査機が無事であることが確認された。

 アリス・ボウマン(Alice Bowman)ミッション・オペレーションマネジャーは、宇宙空間を48億キロメートル飛行した同探査機とコンタクトしたと確認し「探査機は健全な状態だ。冥王星から離れつつある」と述べた。

 原子力電池を搭載し、過去に建造されたどの宇宙船よりも速い時速約5万キロで飛行する同探査機は、NASAが信号を受信する約13時間前に冥王星に最接近し、10年に及ぶミッションのクライマックスを迎えていた。(c)AFP