メキシコのコリマ山噴火、近隣住民避難 5キロ圏内立ち入り禁止
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【7月12日 AFP】メキシコ西部コリマ(Colima)州にあるコリマ(Colima)山の火山活動が9日から活発になっている。10日は一晩中、火山灰や溶岩を上空4000メートルにまで噴き上げ、当局は近隣住民80人以上を避難させた。コリマ山は、メキシコで最も活動が盛んな火山の1つ。
当局者は地元ラジオで「2005年以降で最も激しい火山活動だ」と語った。当局によれば、麓のジェルバブエナ(Yerbabuena)村では火山灰が最大で5センチも積もった上に雨が降り、悲惨な状況になっている。
専門家によれば火山活動は数日中に治まる見込みだが、当局は安全策を取って火山から5キロの範囲を立ち入り禁止とし、交通も規制している。(c)AFP