ISの「触手」アフガニスタンにも、プーチン露大統領
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【7月11日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は10日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」がアフガニスタンにまで達していると警告した。
プーチン大統領は、ロシアのウファ(Ufa)で開かれた中国、ロシアと中央アジア4か国による安全保障会議「上海協力機構(Shanghai Cooperation Organisation、SCO)」の首脳会議後、共同記者会見で、「(アフガニスタンに)触手を伸ばしているISの戦闘員たちの動きが活発化していることを察知している」と述べた。
プーチン大統領は同日、アフガニスタンのアシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領と歴史的な2国間首脳会談を行った。
ガニ大統領は、自国をISから守るために苦心しており、再活性化しているアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)との協議を開始した。ガニ大統領また、SCO期間中にパキスタンのナワズ・シャリフ(Nawaz Sharif)首相とも会談している。(c)AFP