ヒンギス、ウィンブルドンで17年ぶりの決勝へ
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【7月11日 AFP】女子テニスのマルチナ・ヒンギス(Martina Hingis、スイス)が、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)の女子ダブルスと混合ダブルスで決勝進出を果たし、17年ぶりの同大会タイトル獲得に王手をかけた。
サニア・ミルザ(Sania Mirza、インド)と共に、女子ダブルスの第1シードとして参戦している34歳のヒンギスは、1997年にウィンブルドンのシングルスを制しているほか、1996年と1998年には女子ダブルスで優勝している。
決勝では、第2シードのエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)/エレナ・ベスニナ(Elena Vesnina、ロシア)組と対戦する。
ミルザと組んだヒンギスは今季、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2015)、マイアミ・オープン(Miami Open 2015)、そしてファミリー・サークル・カップ(2015 Family Circle Cup)と、3大会連続で優勝を飾っており、同ペアとしては四大大会(グランドスラム)で初の決勝に臨む。
ヒンギスは、グランドスラムの女子ダブルス決勝で9勝3敗という成績を残しており、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)で4回、全仏オープンテニス(French Open)で2回、ウィンブルドンで2回、全米オープン(The US Open Tennis Championships)で1回戴冠を果たしている。
一方のミルザは、グランドスラムで初のタイトル獲得を目指す。
マカロワ/ベスニナ組は、2013年の全仏オープン(French Open 2013)と、昨年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)で優勝を飾っている強豪。それでもヒンギス/ミルザ組は、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンの決勝で、同ペアに勝利している。
マカロワは、ヒンギス/ミルザ組について「とても良いチーム。今年は本当に好調だわ」と評している。
「インディアンウェルズ(Indian Wells)とマイアミ(Miami)の決勝で、合計2回対戦したけど、両方で負けてしまった。でも、明日は三度目の正直を信じるわ。私たちがタイトルを獲得したいと思います」
混合ダブルスでは、リーンダー・パエス(Leander Paes、インド)とペアを組み、第7シードとして参戦しているヒンギス。
準決勝で、第1シードのベタニー・マテック・サンズ(Bethanie Mattek-Sands、米国)/マイク・ブライアン(Mike Bryan、米国)組を見事に撃破し、決勝では第5シードのティメア・バボス(Timea Babos、ハンガリー)/アレクサンダー・ペヤ(Alexander Peya、オーストリア)組と対戦する。(c)AFP