女子W杯制覇の米国代表、NYで「歴史的」な凱旋パレード
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【7月11日 AFP】女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)を制した米国代表チームが10日、米ニューヨーク(New York)で優勝パレードを行い、史上初めて女子のスポーツチームが同地で紙吹雪の舞う凱旋パレードに参加した。
バンクーバー(Vancouver)で行われた決勝戦で日本に大勝した米国代表のメンバーは、フロート車に乗り込み、数千人からの声援に手を振って応えた。ファンの中には多くの少女たちの姿がみられた。
ブロードウェー(Broadway)に大量の紙吹雪が舞い踊る通称「キャニオン・オブ・ヒーローズ(Canyon of Heroes)」はこの日、冗談交じりに「キャニオン・オブ・ヒロインズ(Canyon of Heroins)」にその名を改めた。
16年ぶり3度目の優勝を飾った選手たちはメダルを首にかけ、「USA!USA!」という歓声に投げキスをしたり、手を振ったりして応じた。また、パレードの終着点となったニューヨークの市庁舎前では、音楽とダンスが披露された。
1886年以降、ニューヨークでは206回紙吹雪が舞うパレードが行われたが、女子スポーツチームのパレードは史上初、女性の参加も50年以上ぶりとなった。(c)AFP