【7月9日 AFP】中国証券監督管理委員会(China Securities Regulatory CommissionCSRC)は8日、株価下落に歯止めをかける新たな措置として、企業の大株主や役員に対し持ち株の売却を6か月禁止すると発表した。

 CSRCは8日夜にオンライン上で発表した官報で、今回の措置は「市場の安定を維持し、投資家の法的権利をしっかりと守る」ためだと説明している。

 持ち株売却禁止の対象は、5%以上の株式を保有する企業の取締役など。違反した場合は「厳重に」対処するとCSRCは述べているが、具体的な処罰は明らかにしていない。(c)AFP