NY証券取引所、全株式取引が一時停止 システム障害で3時間以上
このニュースをシェア
【7月9日 AFP】ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange、NYSE)は8日午前、技術的な障害により全ての株式の取引を停止したが、3時間余り後にシステムが復旧し、取引を再開した。
ニューヨーク証券取引所は技術的な傷害の発生により8日午前11時30分(日本時間9日午前0時30分)ごろに取引を停止した。 同取引所はツイッター(Twitter)で、障害の原因はハッキングやサイバー攻撃などではなく内部の技術的な問題によるものだと述べた。
同取引所に上場している株式は、ナスダック(Nasdaq)などで取引が続けられた。
ダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average)は前日比261.49ドル安の1万7515.42ドルだった。
また同日、米国内では、ユナイテッド航空(United Airlines)がコンピューターの障害により一時運航停止となり、全米の空港で同航空の機体が1時間待機となった。
国土安全保障省(Department of Homeland Security、DHS)は、原因を調査中だが、どちらの件にも悪質な行動の兆候は見つかっていないという。(c)AFP