【7月8日 AFP】(一部更新)中国・上海(Shanghai)と深セン(Shenzhen)の両証券取引所で1249の銘柄の取引が停止していると、米ブルームバーグ・ニュース(Bloomberg News)が8日、報じた。株価の急落を受け、これまでに数百社の企業が売買の停止を要求していた。

 ブルームバーグ・ニュースによれば、上海と深センの証券取引所に上場している企業の43%、中国株の時価総額の3分の1相当、が取引を停止したという。

 中国政府は、株価急落に対処するため救済策を打ち出しているが、市場関係者によると、中国株の基準となる上海総合指数は8日午前中に7%近く下落した。

 政府は、保険会社などの資金を株式投資に投入する措置や、中小企業の株に投資する措置を導入するなど、新たなてこ入れ策を発表していたが、株価の下落は続いている。(c)AFP