米MS、音楽配信サービスが「Groove」に 新OSにも搭載へ
このニュースをシェア
【7月8日 AFP】米マイクロソフト(Microsoft、MS)は6日、同社の定額制音楽配信サービス「XBox Music」の名称を「Groove」に変更し、次世代基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10(Windows 10)」に搭載することを明らかにした。
マイクロソフトはブログで、「多くのユーザーたちが、お気に入りのデバイス上で、より速く、能率的的に、好きな音楽へのアクセスが速くなることを望んでいた」としながら、同サービスを新たな機能を加えたGrooveとしてリリースし、29日に提供開始予定の新OSに搭載すると述べた。
同社は、アップルの「iPod(アイポッド)」に対抗すべく投入した携帯音楽プレーヤー「Zune」の時代から、音楽分野での勢力拡大のために奮闘してきた。この機器は2011年に生産中止となっている。
ブログによると、新サービスでは、4000万曲以上にアクセスが可能で、「音楽を楽しみ、管理する上でより良い経験」ができるという。
「Groove」は月額10ドル(約1220円)もしくは年額99ドル(約1万2100円)で、広告非表示での楽曲ダウンロードとプレイリストを提供する予定。これはアップルとグーグルのサービスとほぼ同じだ。(c)AFP