韓国MERS、サムスン経営の病院でまた医師感染
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【7月4日 AFP】韓国政府は4日、中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)コロナウイルスの流行で主要な感染源となっている、サムスン財団(Samsung Foundation)が経営する病院で、新たに1人の医師の感染が確認されたと発表した。
感染が確認されたのはソウル(Seoul)にあるサムスンソウル病院(Samsung Medical Centre)の25歳の女性医師で、同国内で確認された185人目の感染者。185人のうち90人は同院でMERSに感染している。
MERSによる死者はこれまでに33人に上っているが、過去4日間で死者は出ていない。感染が確認された185人中41人は現在も入院しており、うち11人は重体。
韓国で最初にMERS感染が確認されたのは5月20日で、感染の規模はサウジアラビア以外では最大となっている。(c)AFP