ウィンブルドンの「全身白」ルールに相次ぐ批判
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【7月3日 AFP】選手の着衣は白一色というウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)おなじみのルールが、再び「ばかばかしい」「やりすぎ」などの批判にさらされている。
ウィンブルドンを7度制し、伝統を重んじるロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)でさえも、全身ほとんど白の服装を義務づける大会の規則に苦言を呈した。
「ウィンブルドンが大好きだけど、ここまでくるとちょっとやり過ぎだ。ルールがばかばかしいほどに厳格になった」
フェデラーは、ウィンブルドンが定める「適切なテニスウエアはほとんど完全な白色」というルールについて、2年連続で疑問を投げかけている。
昨年大会(The Championships Wimbledon 2014)で、フェデラーは「僕らはみんな白だ。白、白、真っ白だ。かなり厳しい」と発言した。
「個人的な意見としては、厳しすぎると思う。ステファン・エドベリ(Stefan Edberg)やボリス・ベッカー(Boris Becker)の時代の写真を見てみれば、少し色が入っていたけど、『全身白』という点は変わらなかった」