仏2兵士、ブルキナファソで児童性的虐待か 本国送還後に拘束
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【7月2日 AFP】西アフリカのブルキナファソで児童に性的虐待を加えた疑いを掛けられているフランス軍特殊部隊の兵士2人が2日、仏本国に送還され、身柄を拘束された。法務関係筋が明らかにした。
36歳と38歳の兵士2人は、ブルキナファソのホテルのプールで3歳と5歳の少女に性的暴行を加えたとされる。ブルキナファソ首都のワガドゥグ(Ouagadougou)で仏軍とブルキナファソ軍の軍警察の取り調べを受けた後、フランスに送還された。
ブルキナファソの捜査当局に近い情報筋によると、兵士らはプールで出会った3歳の少女の母親に自宅に招待された。母親がその後、兵士の1人が忘れて行ったウエアラブルカメラ「GoPro」を調べたところ、兵士らが少女たちを触っているとみられる映像が見つかり、仏大使館に通報。仏検察当局が先月30日に捜査を開始していた。
フランス軍兵士による児童性的虐待疑惑は、中央アフリカでも浮上していた。今回の事件でフランス当局は、英国メディアの報道で初めて明るみに出た中央アフリカの疑惑とは対照的に、迅速な対応をみせた。(c)AFP