フィリピンでフェリー転覆、36人死亡 26人不明
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【7月2日 AFP】(一部更新)フィリピン中部沖で2日、乗客乗員189人を乗せたフェリーが転覆し、同国の沿岸警備隊によると少なくとも36人が死亡、26人が行方不明となっている。
オルモック市の防災当局者によると、乗客173人乗員16人を乗せた「キム・ニルバーナ(Kim Nirvana)」号は、同国中部オルモック(Ormoc)市からカモテス島(Camotes Islands)に向けて出港後わずか30分で転覆。沿岸警備隊は、これまでに127人が救助されたとしている。
転覆当時の現場の状況については当初、荒波があったと伝えられていたが、沿岸警備隊の報道官は「嵐も強風もなかった」と述べ、転覆の原因は不明としている。(c)AFP