リベリアでエボラ出血熱、さらに2人の感染を確認
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【7月2日 AFP】リベリアは1日、エボラ出血熱の感染者が新たに2人確認されたと発表した。2人は、先月約6週間ぶりにエボラ出血熱への感染が確認され、その後死亡した10代の青年から感染したという。
保健当局がAFPの取材に語ったところによると、感染した2人は6月28日に死亡した17歳の犠牲者と生前に、首都モンロビア(Monrovia)の南東、車で約1時間の国際空港の近くの村で、身体的接触があったという。
世界保健機関(World Health Organization、WHO)は、「これまでに102人の接触が確認されているが、調査が続けばこの数は増える見込みだ」と最新の報告書で述べている。また「現段階では感染源は分かっていない。死亡した患者には最近の渡航歴、感染地域からの訪問者との接触、または葬儀の参列などはなかった」としている。(c)AFP/Zoom Dosso