なでしこジャパンが米国との決勝に進出、W杯連覇に王手
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【7月2日 AFP】(写真追加)女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)は1日、準決勝が行われ、連覇を目指す日本は2-1でイングランドに勝利し、米国との決勝に進出した。
日本は前半33分に宮間あや(Aya Miyama)のPKで先制すると、イングランドは同40分にファラ・ウィリアムズ(Fara Williams)のPKで同点に追いつき、試合はこのまま延長戦に突入するかにみえた。
しかし、迎えた後半ロスタイム2分、イングランドはローラ・バセット(Laura Bassett)がオウンゴールを献上してしまい、W杯で初めて準決勝まで勝ち残ったチームの快進撃は、思わぬ形で終わることになった。
日本は、7月5日にバンクーバー(Vancouver)で行われる決勝で米国と対戦する。米国は6月30日に行われた試合で、ドイツに2-0で勝利している。
日本と米国は、2011年に行われた前回大会の決勝でも対戦しており、独フランクフルト(Frankfurt)で行われた試合は、2-2で迎えたPK戦を3-1で制した日本に軍配が上がった。
そして両チームはその翌年に行われたロンドン五輪の決勝でも対戦しており、試合は米国が2-1で勝利を収め、金メダルを獲得している。
一方、敗れたイングランドは、4日にエドモントン(Edmonton)で行われる3位決定戦でドイツと対戦する。(c)AFP