【7月1日 AFP】インドネシア・スマトラ(Sumatra)島メダン(Medan)で離陸直後の空軍輸送機が住宅街に墜落し炎上した事故で、地元警察は1日、死者数を141人に引き上げた。

 メダンの病院で地元警察官は「141人の遺体を収容した」とAFPに語った。

 事故は6月30日、人口約200万人のメダンの西部にある新築の住宅などが立ち並ぶ地区に空軍輸送機が墜落して爆発し、炎上したもの。マッサージ店とホテルが巻き込まれたとの情報もある。救助関係者は、これまでに地上にいた少なくとも3人の死亡が確認されたと述べていたが、地上で何人が死亡したのかは明らかになっていない。

 空軍は当初、墜落機に乗っていた人数を113人としていたが、122人に訂正。このうち乗員は12人だという。また122人は男性と女性の兵士、さらにその家族だとみられている。(c)AFP