【6月30日 AFP】リベリア政府は30日、国内で新たなエボラ出血熱の感染者が再び確認されたと発表した。同国では6週間余り前にエボラ熱の流行終結が宣言されていた。

 同国副保健相は「マージビ(Margibi)郡でエボラ出血熱の新たな症例が報告された。患者は死亡したが、亡くなる前に検査で陽性が確認された。遺体は埋葬された」と述べた。

 副保健相はラジオ局の取材に対し、当局が感染源の特定を進めていると説明。患者と接触のあった可能性のある人はすでに特定・隔離されていると語ったが、その人数や、死亡した患者についての詳しい情報は明らかにしなかった。(c)AFP