ドイツ代表監督、「対戦国と同じホテル」に不満 女子サッカーW杯
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【6月30日 AFP】女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)でベスト4進出を果たしたドイツ代表のシルヴィア・ネイド(Silvia Neid)監督は、米国との準決勝を翌日に控え、国際サッカー連盟(FIFA)が対戦国同士を同じホテルに宿泊させたことについて糾弾した。
ネイド監督は、男子の大会では起こり得ない手配の仕方について、「これから対戦する2チームが、同じホテルに宿泊するなんてあり得ません」と不満をあらわにした。
現役時代にドイツ代表として活躍した指揮官は、「これは準決勝に限ったことではなく、大会を通して言えることです」と続けた。
「スウェーデンに勝利した後、私たちは難しい場面に遭遇しました。スウェーデンの選手が落胆しているのに、同じエレベーターを使用しなければならなかったのです。フランス戦でも同じ経験をしました」
「対戦するチーム同士が頻繁にホテルで顔を合わせるなんて、あってはならないことです」
51歳のネイド監督は、「あまり良いアイデアではありませんね。避けられるはずです」とつけ加えている。
米国代表のジル・エリス(Jill Ellis)監督も、気まずい思いをしたことを認めており、「初日は危うく、ドイツの食堂に入ってしまうところでした」と明かした。
「男子の場合は、どうか知りません。FIFAの問題ですからね」
「初戦の相手だったオーストラリアとは、食堂が隣同士でした。それで良いのでしょうか?対処してください」
(c)AFP