【6月24日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)は23日、ストリーミング方式の定額制音楽配信サービス「グーグルプレイ・ミュージック(Google Play Music)」で、広告収入型無料ラジオの提供を開始した。

 新たに始まったのは、インターネットラジオの配信サービスで、広告収入により無料で提供される。月額9.99ドル(約1240円)を支払っているグーグルプレイ・ミュージックの契約者は、広告なしでラジオを視聴できる。

 新サービスは「アンドロイド(Android)」携帯端末と、米アップル(Apple)の「iPhone(アイフォーン)」で利用できるが、まずは米国内のみで提供される。

 グーグルがストリーミング・サービスの「Songza」を買収したのは1年前のこと。新サービスは音楽ストリーミングサービス世界最大手「スポティファイ(Spotify)」のユーザーにとっても魅力的だ。スポティファイは一部アーティストの反対にもかかわらず、広告収入による無料オンデマンド音楽を提供している。

 一方、アップルは来週、ストリーミング・サービスを刷新した定額音楽配信サービス「Apple Music(アップルミュージック)」を開始する。(c)AFP