モズコフがキャブス残留へ、チームがオプション行使
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【6月24日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のデビッド・グリフィン(David Griffin)ゼネラルマネジャー(GM)は23日、ロシア出身のセンター、ティモフェイ・モズコフ(Timofey Mozgov)に対し、契約1年延長のチームオプションを行使したと発表した。
先日のNBAファイナルでゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に敗れ、地元クリーブランド(Cleveland)に1964年以来となる米四大スポーツのタイトルをもたらすことができなかったキャバリアーズは、これでモズコフを年俸495万ドル(約6億円)で残留させることができる。
昨季のキャバリアーズは、ブラジル人センターのアンダーソン・ヴァレジャオ(Anderson Varejao)がアキレス腱を断裂する不運にも見舞われるなど、シーズン序盤は19勝20敗と出遅れていた。
しかし、2つのドラフト1巡目指名権を引き換えに、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)からモズコフを獲得すると、最後はタイトルを争えるようになるまでチームを立て直すことに成功した。
モズコフは昨季、キャバリアーズでレギュラーシーズン45試合に先発出場し、1試合平均10.6得点、6.9リバウンドを記録している。そしてファイナルまで勝ち進んだプレーオフでは合計20試合に出場し、1試合平均10.6得点、7.3リバウンド、1.8ブロックの成績を残した。
キャバリアーズは今オフ、残留濃厚のレブロン・ジェームズ(LeBron James)をはじめ、ケビン・ラブ(Kevin Love)、J・R・スミス(J.R. Smith)を含めた10人の選手がフリーエージェント(FA)になり、マシュー・デラベドバ(Matthew Dellavedova)にはすでにオファーを出したとされている。(c)AFP