【6月23日 AFP】映画『タイタニック(Titanic)』や『アバター(Avatar)』などハリウッドのヒット作品の音楽を多数手掛けてきた作曲家のジェームズ・ホーナー(James Horner)氏が22日、米カリフォルニア(California)州サンタバーバラ(Santa Barbara)で自家用機の墜落により亡くなった。61歳だった。米芸能誌バラエティー(Variety)などが報じた。

 映画監督のロン・ハワード(Ron Howard)氏はマイクロブログのツイッター(Twitter)に「卓越した作曲家で、友人であり、7本の映画で共に働いたジェームズ・ホーナーが、不幸にも飛行機事故で亡くなった。ご家族のことを思い、心を痛めている」とつづった。

 ホーナー氏は『タイタニック』で主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(My Heart Will Go On)」を含む楽曲を作曲し、アカデミー賞(Academy Awards)歌曲賞と作曲賞を受賞した他、『アポロ13(Apollo 13)』『ブレイブハート(Braveheart)』『フィールド・オブ・ドリームス(Field of Dreams)』といたヒット映画で6回、オスカー候補になった。直近では09年のジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督映画「アバター」でもアカデミー賞にノミネートされていた。(c)AFP