【6月17日 AFP】タイ東部のラヨン(Rayong)市で15日、浜辺のレストランで夕食をとっていた客がゾウに襲われ、地元の通信企業に勤めるタイ人男性(28)が死亡、男性の同僚が負傷した。地元警察が17日、明らかにした。

 現地の警官によると、レストランで食事をしていた男性と同僚が、通りかかったゾウ使いにゾウに餌を買い与えたいと話しかけていたところ、ゾウが突然、男性の胸を牙で尽き、同僚を蹴り飛ばしたという。男性は搬送先の病院で死亡した。

 ゾウ使いには、動物保護法違反と過失致死の疑いがかけられており、過失致死で有罪になれば最高で10年の実刑と2万バーツ(約7万円)の罰金を科される。(c)AFP