北朝鮮、「100年で最悪の干ばつ被害」 食料不足悪化の懸念
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【6月17日 AFP】北朝鮮の国営メディアは16日、同国が「この100年で最悪の干ばつ」に見舞われていると報じた。貧困にあえぐ北朝鮮の食料不足がさらに悪化する懸念が生まれている。
国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)は、北朝鮮の穀倉地帯である黄海南道(South Hwanghae Province)、黄海北道(North Hwanghae Province)、平安南道(South Pyongan Province)、咸鏡南道(South Hamgyong Province)の4道が深刻な干ばつの被害を受けていると報道。黄海南道と黄海北道では雨がほとんど降っておらず、国内にある水田の30%以上が「干上がっている」という。(c)AFP