【6月16日 AFP】2013年1月にアルジェリアの天然ガス施設が襲撃され日本人を含む少なくとも38人の人質が死亡した事件の首謀者とされる国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系武装勢力「アルムラビトゥン(Al-Murabitoun)」の指導者モフタール・ベルモフタール(Mokhtar Belmokhtar)容疑者について、リビアのイスラム過激派組織アンサール・アルシャリーア(Ansar al-Sharia)は16日、米軍の空爆で死亡したとする情報を否定する声明を発表した。

 同組織は、リビア東部での米軍の空爆によって死亡した人物7人の名を挙げているが、米政府が標的としていたことを発表しているベルモフタール容疑者はその中に入っていない。同組織は「他に死亡した者はいない」と述べている。(c)AFP