【6月15日 AFP】米ノースカロライナ(North Carolina)州オーク島(Oak Island)の海岸で14日、少女(14)と少年(16)が相次いでサメに襲われ、重傷を負った。米NBCニュース(NBC News)などが報じた。

 NBCによると、最初に襲撃を受けたのは少女で、腕の一部を食いちぎられた。それから30分もたたないうちに少年が襲われ、やはり腕を失ったという。

 オーク島のベティ・ウォレス(Betty Wallace)市長によれば、被害者の少女は家族と同地を訪れていた。左腕の一部を失い、病院に空路で搬送されたが、左脚も失う可能性があるという。

 地元メディアは、2人が襲撃された海岸について、今月11日に少女(13)がサメに襲われ右足に裂傷を負ったオーシャンアイルビーチ(Ocean Isle Beach)から数キロしか離れていないと伝えている。

 報道によると、ノースカロライナ州ブランスウィック郡(Brunswick County)の大半の海岸には遊泳禁止の赤い旗が掲げられ、ヘリコプターが上空からサメの捜索に当たっているという。(c)AFP