【6月15日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2015)第7戦のカタルーニャGPは14日、 MotoGPクラスの決勝が行われ、モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)が、チームメートのバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)を抑えて4連勝を飾った。

 ロッシは5周を残して1.288秒まで差を縮めたが、ロレンソがこれをかわすと、総合順位では、138ポイントで首位に立つロッシに1ポイント差まで迫った。故障に苦しめられていたレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のダニ・ペドロサ(Dani Pedrosa、スペイン)が、3位に入って今季初の表彰台を獲得している。

 ロレンソは、「集中を保って、ミスをしなかっただけだ」とレースを振り返っている。

 総合2連覇中のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)は、2番手を走行中にクラッシュし、シーズン3度目の転倒リタイアを余儀なくされた。

 ホンダに所属する22歳のマルケスは、「もう少しいけると思ったんだけど。ミスをして、またポイントを失った。次のレースは違うものにして、良い結果を残したい」と語った。

「限界に挑戦したけど、バイクの上では細心の注意を払わなくちゃね」

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