韓国のMERS感染者145人に、スロバキアでは韓国人男性が入院
このニュースをシェア
【6月14日 AFP】韓国保健福祉省は14日、新たに7人の中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)コロナウイルスの感染者が確認されたと発表した。
韓国での今回の流行でこの病気にかかった人は145人となった。うち14人が死亡し、10人が回復して退院している。新規患者のうち4人はソウル(Seoul)のサムスンソウル病院で感染した。感染の恐れがあるとして自宅や病院で隔離されている人は14日時点で4856人。
70人以上の感染者を出した同病院は14日、感染拡大を防ぐため、外来患者の治療、入院患者の新規受け入れ、急を要しない手術を含む業務の大半を停止した。今月24日にこの措置を継続するか決めるという。
■スロバキアで韓国人男性が入院
一方、MERSコロナウイルスに感染していたとみられる韓国人男性が13日、訪問先のスロバキアの首都ブラチスラバ(Bratislava)で入院した。男性はスロバキア国内で操業している起亜自動車(Kia Motors)の下請け企業の従業員で、今月3日にスロバキアに入国していたという。(c)AFP