【6月15日 AFP】さまざまな日用品をセンサーで連動させる「モノのインターネット(Internet of Things)」が今夏、ビーチにもやってくる──着ている人に日焼け止めクリームを塗るタイミングを教えてくれる「スマートビキニ」だ。

 ビキニ発祥の地であるフランスの企業「スピナリ・デザイン(Spinali Design)」が開発したこの新製品の価格は、オーダーメードの水着の上下と取り外し可能な小型紫外線センサーのセットで149ユーロ(約2万円)。ユーザーの肌タイプや希望する日焼けの程度に合わせ、もっと日焼け止めを塗ったほうが良いタイミングになると、スマートフォンや携帯端末を通じてそれを知らせる。さらに、ガールフレンドの肌にクリームを塗るタイミングをボーイフレンドのスマートフォンに通知する「バレンタイン」機能も備わっている。

 スピナリ・デザイン社では現在、男性や子ども向けのモデルも開発している。子ども用にはビーチでの迷子を防止するGPS(全地球測位システム)位置情報通知機能も搭載する。(c)AFP/Arnaud BOUVIER