【6月13日 AFP】女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)は12日、グループDの試合が行われ、オーストラリアはキア・サイモン(Kyah Simon)が前後半に得点し、2-0でアフリカ王者ナイジェリアに勝利した。

 シドニーFC(Sydney FC)の女子チームに所属する23歳のサイモンは、前半29分と後半23分にネットを揺らし、初戦で米国に敗れていたオーストラリアは、今大会で初の勝ち点3を手にした。

 しかし、試合の最後には、主審がロスタイムを間違えるというハプニングがあった。後半ロスタイムは4分に設定されていたが、主審はわずか1分弱で試合終了のホイッスルを吹き、選手や監督だけでなく、ファンを困惑させた。

 ナイジェリアのエドウィン・オコン(Edwin Okon)監督は、「数分間でも試合が変わる可能性はあった」と試合終了間際のハプニングに不満を述べたが、初戦で格上のスウェーデンと引き分けていたチームは、再び快進撃を見せることはできなかった。

 2試合を終え、オーストラリアは合計勝ち点3、ナイジェリアは同1となっている。(c)AFP