【6月12日 MODE PRESS】英スーパーモデルのケイト・モス(Kate Moss)が、搭乗した飛行機で「迷惑行為」に及び、警察に付き添われて降機したという騒動の発端は、ケイトが「食べたかったサンドイッチが品切れだったこと」にあると、乗客の一人が証言した。

 ケイトは7日、トルコ・ボドルム(Bodrum)発のイージージェット(easyJet)機でロンドン・ルートン空港(Luton Airport)に到着。10代の娘2人と共に同機に乗り合わせたという50歳の男性は大衆紙サン(Sun)の取材に対し、当時の状況をこう振り返った。

「機内後方に座って寝ていたところ、ケイトの叫び声で起こされました」「彼女は友人らと後ろに座っていたのですが、ほしかったサンドイッチが品切れだと聞いて騒ぎ出したんです」「その後客室乗務員らが休憩に入って最後尾で食事をとり始めると、ケイトはこうののしりました、『あいつらはいいわよね、こっちが腹ぺこだっていうのにパスタ食べてるなんて』と。下品な言葉遣いをやめないので、乗務員の一人はむっとしていたようです」

 この男性によると、ケイトは終始「愚行」を繰り返し、「泥酔していた」ように見えたという。トルコへは友人で女優のサディ・フロスト(Sadie Frost)の50回目の誕生日を祝うために足を運んだようだ。男性は、なぜケイトと友人らが自分たちだけで移動しなかったのか、理解に苦しむとしている。「彼女ならプライベートジェットだってチャーターできますよね、そうすれば友だちと一緒に座れて、自分の好きなように振る舞えるはず。わざわざ他の乗客に迷惑を掛けなくてもいいのに」

 ある情報筋はケイトのこの行為について、ボドルムのライフコー(LifeCo)センターで受けた2500ポンド(約48万円)のデトックス(解毒)プログラムが関係していると明かしている。

「ケイトはデトックスのため、毎朝プールのそばでミルクなしの紅茶を飲んでいたはずですよ」「1週間、ベントナイトクレイやウィートグラス、ヒマラヤ岩塩などが入ったドリンクを飲むという食事療法に加え、クライオセラピー(冷却療法)に遠赤外線サウナ、さらに5回のセルフ腸内洗浄を行うというプログラムです。でもケイトはいつも最終日、帰国する前にデトックスが終わったお祝いをするんです」

「大好きなラム肉のピザを食べながらアルコールを飲みまくったでしょうね。デトックスの後なので、体がほぼ全く受け付けません」「たらふく食べ、ワインやウオツカを飲んだレストランから空港へ直行したはずですよ」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS