メッシ側の異議却下、脱税疑惑での裁判に直面
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【6月11日 AFP】スペインの裁判所は10日、同国1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)が申し立てた脱税疑惑に対する異議を却下した。これにより、メッシが裁判所への出廷に直面することになった。
メッシと父親のホルヘ・オラシオ・メッシ(Jorge Horacio Messi)氏は昨年、2007年から2009年の肖像権収入の416万ユーロ(約5億7000万円)を脱税したとして告発されていた。メッシとホルヘ氏は容疑を否認しており、不正はメッシの元代理人によるものだと主張していた。
メッシとホルヘ氏は、ベリーズとウルグアイのペーパーカンパニーを使って肖像権の販売を行っていたとされているが、選手側はこれを否定している。
ホルヘ氏は、息子のメッシが不正行為について何一つ知らないとしていたが、裁判所はこれを取り合わなかった。
裁判所は、「メッシ選手は契約している契約の不正を知っていた可能性もある」としている。(c)AFP