【6月11日 AFP】独格安航空会社ジャーマンウィングス(Germanwings)の3月の墜落事故で犠牲となった生徒らの遺体が10日、故郷のドイツ西部ハルターン(Haltern)に到着した。生徒らの無言の帰郷に、町は悲しみに包まれた。

 学生らの遺体を乗せた白い車両14台と教師の遺体を乗せた黒い車両2台の車列は、生徒らが通っていた学校の前も通過した。沿道に集まった友人や家族らは悲しみの表情で車列を見守っていた。

 3月24日の墜落事故では、ドイツ人44人が死亡した。スペインを訪れていた生徒らは、バルセロナ(Barcelona)からデュッセルドルフ(Duesseldorf)へと向かう途中、仏南東部アルプス(Alps)で起きた墜落事故で犠牲となった。この事故では、副操縦士が故意に機体を墜落させたとみられている。(c)AFP