【6月10日 AFP】女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)は9日、グループEの試合が行われ、スペインとコスタリカは1-1で引き分けた。

 初出場同士の対戦となったこの日、前半13分にヴィッキー・ロサダ(Vicky Losada)が得点し、スペインが先制するが、そのわずか1分後にコスタリカのラケル・ロドリゲス(Raquel Rodriguez Cedeno)が同点ゴールを決めた。

 24歳のロサダは、ペナルティーエリア内でソニア・ベルムデス(Sonia Bermudez)のクロスを受けると、ボールの勢いをうまく殺し、ディニア・ディアス(Dinnia Diaz)が守るコスタリカのゴールへ蹴り込んだ。

 スペインの喜びもつかの間、切り返しのボールをフリーになったロドリゲスが難なく押し込み、コスタリカが同点に追いついた。

 世界ランク14位のスペインは、後半に何度も決定機を迎えたが、同37位のコスタリカは粘り強くプレーして追加点を許さず、自信を持って13日の韓国戦に向かう。(c)AFP