「チーズ職人世界一」に日本在住のフランス人
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【6月8日 AFP】フランス中部トゥール(Tours)で7日、「世界一のチーズ職人」を決めるコンテストが開かれ、日本在住のフランス人、ファビアン・デグレ(Fabien Degoulet)さん(31)が優勝した。
フロマージュ(チーズ)を愛してやまない国・フランスの誇りを掛けて臨んだ「国際ベストチーズ職人コンテスト(International Best Cheesemonger Competition)」で、最終選考に残った12人の中から見事、世界一と認められたデグレさんは、乳製品販売業を営む一家に生まれ、現在は日本で仕事をしている。
コンテストには世界各国から名だたるチーズ職人が参加。チーズに関する知識、テイスティング、カッティング、プレゼンテーションなどを専門家が審査した。審査項目には、「チーズの芸術」をテーマに1メートル四方のプレートにチーズを盛り付ける芸術性と創造性を問うものもあった。
2位は同じくフランス人のギヨーム・カルディネ(Guillaume Cardinet)さん、3位はベルギーのナタリー・ファンホーフェ(Nathalie Vanhaver)さんが選ばれた。(c)AFP