ヤンキース田中、復帰登板で輝き放つ
このニュースをシェア
【6月4日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)は3日、シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)戦で4月以来の先発を果たし、7回を投げ1失点、9奪三振で勝ち投手となった。
右腕前腕部の張りなどで約6週間戦列を離れていた田中はさび付いた様子をみせることなく、マリナーズ打線を無四球の3安打1失点に抑え込んだ。
4月23日以来の登板となった田中は最初の2イニングを完璧に抑え、3三振を奪う滑り出しをみせた。
3回にこのイニングの先頭打者ブラッド・ミラー(Brad Miller)に三塁打を許すと、続くダスティン・アックリー(Dustin Ackley)にフェンス直撃の適時二塁打を許し、マリナーズに同点を許した。さらに、ローガン・モリソン(Logan Morrison)に単打を許したものの、左翼からの送球でアックリーが本塁憤死となった。田中は7回を終えて降板するまで、この後13打者から連続アウトを奪い、マリナーズ打線は走者を出すこともできなかった。
ヤンキースは、ジョー・ジラルディ(Joe Girardi)監督は、田中にゆとりを持たせて球数を制限する意向を示している。昨季も田中は右肘靱帯(じんたい)の部分断裂で一時戦列を離れていた。(c)AFP