【6月1日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は31日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第14シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)は6-3、6-2、6-7、6-3で第4シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を下し、準々決勝進出を決めた。

 寒く、湿気のあるコンディションの中、ベルディハは序盤から元気がなく、ツォンガが力強いサーブとショットでことごとくラリーの主導権を握った。

 ツォンガの勢いが衰えた第3セットにベルディハは巻き返したものの、第4セット序盤の危機を乗り切ったツォンガが5ゲームを連取した。

 2013年大会(French Open 2013)以来の4強入りを目指すツォンガは、次戦で第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)と対戦する。

 ツォンガとの対戦を控えて思いを問われた錦織は、「楽しみな試合に」なるだろうと語った。

「しばらく、この数年間は戦ってないですね。彼はけがをして復活してきました。それもさらに強くなって。サーブもフォアも良いので、常に危険な選手です」

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