カナダの改正移民法施行、ISなどに参加すれば市民権剥奪も
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【5月31日 AFP】カナダの改正移民法が29日に施行され、政府はテロや反逆罪、スパイ活動、またはカナダ兵への攻撃で有罪となった二重国籍のカナダ人の市民権を剥奪できるようになった。
カナダ兵に対する攻撃をめぐる規定は、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」への参加を目的にシリアやイラクに渡航したカナダ人などが対象。ISに対しては、カナダを含む米軍主導の有志連合が掃討作戦を展開している。
カナダ連邦警察(Royal Canadian Mounted Police、RCMP)によると、ISに参加したカナダ人は、今年これまでに渡航を試みた最低十数人の10代または20代の男女を含めて100人超に上っている。(c)AFP