【5月29日 AFP】米ニューヨーク(New York)州地裁は28日、自閉症の8歳の息子を殺害したとして殺人罪で有罪評決が下されていた富豪の女に、禁錮18年の量刑判決を言い渡した。

 ジジ・ジョーダン(Gigi Jordan)被告(54)は製薬会社の元重役で、2010年2月、宿泊したニューヨーク・マンハッタン(Manhattan)5番街(Fifth Avenue)の高級ホテルで、粉砕機と注射器を使って息子のジュード(Jude Mirra)君に大量の処方薬を飲ませて殺害したとして、昨年11月に有罪評決が下されていた。

 事件当時同被告は、多数の錠剤とその容器に囲まれ、無反応な息子が横たわったベッドの脇に座っているところを発見されていた。(c)AFP