【5月28日 AFP】米バージニア(Virginia)州で27日、数日前に実弾の入った拳銃で誤って自分の頭を撃った2歳の男児が死亡した。米メディアが報じた。

 米NBCテレビの地元系列局WWBTによれば、男児は両親と25日に同州南部の人里離れた場所にある住宅を訪ねた際、化粧台の中にあった拳銃を発見したという。

 男児は部屋に一人で、拳銃を手に取って引き金を引き、自分の頭を撃ったという。

 男児は州都リッチモンド(Richmond)の病院に救急搬送されたが、2日後の27日に死亡した。

 現在、この事故について捜査が行われている。

 銃規制推進団体マムズ・デマンド・アクション・フォー・ガン・センス・イン・アメリカ(Moms Demand Action for Gun Sense in America)によれば、全米で銃の事故によって命を落とす17歳未満の子どもは、年間に平均して約100人いるという。(c)AFP