【5月22日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するエデン・アザール(Eden Hazard)が21日、親知らずを3本抜く緊急手術を受けたため、フットボール記者協会(FWA)年間最優秀選手賞の授賞式を欠席した。

 記者が参加した投票でトップとなる得票率53パーセントを獲得したアザールは、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のハリー・ケイン(Harry Kane)らを抑えて年間最優秀選手賞を受賞し、この日ロンドン(London)で開催される授賞式に出席する予定だった。

 チェルシーのリーグ優勝に大きく貢献した24歳のアザールは、術後の痛みが残っていることから、本人が授賞式に参加することができなくなった自身のツイッター(Twitter)で明かしている。

「年間最優秀選手に選出してくれた記者協会にはとても感謝している。今夜はそこ(授賞式会場)に行くことができないが、この素晴らしい賞をいただきとても誇りに思っていることを分かってほしい」

 FWAは声明で、「2015年の年間最優秀選手であるエデン・アザールは、歯の緊急手術を受けており、本人が直接賞を受け取ることはできない。アザールは手術を延期しようとしたが、20日に3本の親知らずを抜かなければならないことになり、まだかなりの痛みが残っている」と発表している。(c)AFP