【5月17日 AFP】大阪市で17日朝、現在の大阪市を廃止して5つの特別区を設ける、いわゆる「大阪都構想」への賛否を問う住民投票が始まった。

 構想の賛同者たちは、無駄の削減、二重行政の解消、国内外での「大阪ブランド」を強化して投資やスポーツイベントを呼び込む効果があると主張している。

 派手だが評価が二分している橋下徹(Toru Hashimoto)大阪市長は、住民投票で同構想が否決されれば政界を引退すると表明している。

 最近の世論調査では構想に賛成する人が約40%、現在の大阪市を残すべきだという人が約48%を占めていた。

 午前11時現在の投票率は約14%。投票は午後8時に締め切られ、即日開票される。(c)AFP