シドニー五輪で使用の巨大な「輪」、競売で落札 重さ40トン超
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【5月14日 AFP】2000年シドニー五輪の際に豪シドニー(Sydney)のハーバーブリッジ(Harbour Bridge)に飾られた後、工場でほこりをかぶった状態で見つかっていた巨大な五輪の輪のオブジェが、競売サイト「イーベイ(eBay)」で競売に掛けられ、2万1100豪ドル(約200万円)で落札された。
オブジェは幅70メートル、高さ40メートル、重さは40~50トンで、シドニー(Sydney)南西200キロにあるゴールバーン(Goulburn)の企業が制作した。同社の工場を購入したバーナード・マース(Bernard Maas)さんが、工場の物置に放置されていたオブジェを見つけ、競売に出した。
マースさんは競売に掛けた理由について、場所を空ける必要があったことと、少しでも現金になればと思ったと語っている。だが、五輪マークは40個のパーツに分解されており、数台のトラックで輸送する必要があるため、買い手はつかないだろうと考えていたという。
しかし13日夜までに17件の入札があり、オブジェは無事落札された。(c)AFP