【5月15日 AFP】14-15NBAは14日、プレーオフのウエスタンカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)が119-107でロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)から逆転勝利を奪い、シリーズ戦績を3勝3敗とした。

 クリッパーズは第3クオーターに最大19点差をつけてリードしていたものの、ロケッツはそこから団結して脅威の逆転を遂げ、ホームで行われる第7戦に勝負の行方を持ち込んだ。

 クリッパーズは戦績を3勝1敗として王手をかけてから2連敗を喫しており、ドック・リバース(Doc Rivers)ヘッドコーチ(HC)は、「まだ3勝3敗。第7戦がある」と語ったものの、選手たちが立ち直るのは厳しいと付け加えている。

 ロケッツは第3クオーター残り1分33秒で17点差をつけられ、ここでジェームス・ハーデン(James Harden)がベンチに下がったことで万事休すかに思われた。

 ハーデンはこれ以降試合に戻ることはなかったものの、ロケッツはコーリー・ブリューワー(Corey Brewer)とジョシュ・スミス(Josh Smith)がチームの見事な逆転劇をけん引した。

 第4クオーターだけで両選手は合わせて29得点を記録し、この試合の得点数をともに19に伸ばした。

 クリッパーズはブレイク・グリフィン(Blake Griffin)が28得点を挙げたものの、最終クオーターはデアンドレ・ジョーダン(DeAndre Jordan)やマット・バーンズ(Matt Barnes)とともに無得点に終わった。(c)AFP