【5月13日 AFP】中国政府は13日、第2次世界大戦(World War II)で日本が降伏した「抗日戦勝」70周年の記念日とされる今年9月3日を、休日にすると発表した。また北京(Beijing)ではこの記念日に合わせ、大規模な軍事パレードが予定されている。

 中国は9月3日を公式に「中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年」の日と宣言。政府の公式ウェブサイトの通知によれば、休日設定は「中央及び地方の記念行事における全国の広範な参加」を促すための措置とされる。

 中国政府はまた、日本軍に対する勝利と枢軸国の敗戦を記念する大規模な軍事パレードを計画しており、ロシア軍の初参加が見込まれている。軍事パレードの日付は発表されていないが、休日設定の声明から、日本が1945年にポツダム宣言による降伏文書に調印した9月2日の翌日にあたる9月3日になるとみられる。また政府は、この休日を設けるのは今年だけであることを示唆している。(c)AFP